2014年06月07日

愚痴について

こぼそうと思ったら止まらなくなるかもしれません。
ただ、こぼす気力が削がれているとだけ(おい)
そんな自分が真っ黒でどうしようと思います。


ちょっと滾りを形にしてみました。
sinful relations第一話のif妄想です。
「もしも」ネタ。
青の心理状況はまんまじゃないかとは思います。
苗字のことに関して。彼は、自分の名を告げる時、少し苦々しそうだった。

正直、どうしてそこまで苗字が言いづらそうなのかは
わからなかったけれど、私はとても素敵だと思ったから、
苗字を呼んだ。下の名前なんて言えるはずもなかったし。
「……藤城さん」
「次にもし会えたら、下の名前で呼んでくれ」
心臓が高鳴る。奇跡は二度も起きるのだろうか?
今日も彼に会えたのは、私が忘れ物をとりに戻ったためだ。
期待せず、夢を見ていればいいというの。
彼が、背中を向けて去ろうとしている。
答えなければ。
「……約束するわ」
伸ばした手が空を切る。
煙草の香りが、ほんの少し漂う。
車の中で、紫煙を吹かしていた彼を思い出す。
この部屋では吸いたそうな素振りさえ見せなかったことを思えば、
決して自分本位な人間ではないのだろう。
藤城青と名乗った魅惑的な男性は。


周到に用意していた物で、ひどく慣れていることを知る。
彼が過ごしてきた夜に、私は思い出として残れたのかな。
むせ返るような熱がこもった部屋で、
猫のように体を丸める。

身体を抱かれるだけじゃなくて心ごと愛されてみたい。そう思った。
posted by 雛瀬智美 at 00:34| オリジナル(raison detre)